ブラウザのサポートポリシー

Anthology は、Blackboardリリースに向けて4つの主要ブラウザをテストおよび検証します。

この対象となるのは、一般的に特定のオペレーティングシステム (OS) に関連付けられているブラウザです。これらのブラウザは、従来型のソフトウェア更新パスに従い、新バージョンが一般提供として定期的にリリースされます:

また、チャンネルベースの迅速なソフトウェア更新パスによって更新される、オペレーティングシステムに依存しない3種類のブラウザも含まれます:

これらのブラウザについて、Anthologyはテスト時点で最新の「安定版」リリースチャンネルをテストします。安定版とは、ユーザ向けにリリースする前に、ブラウザのベンダーによる十分なテストが行われているチャンネルです。

さらに、AnthologyはFirefoxの特別な拡張サポート版 (ESR) チャンネルをテストおよび検証しています。このチャンネルは安定版チャンネルのサブセットで、組織全体での導入用に設計されています。詳細については、Firefoxの拡張サポート版ページを参照してください。

Blackboardのレンダリング層は、ハイパーテキスト マークアップ言語 (HTML)、カスケード スタイル シート (CSS)、および JavaScript で構成されており、これらはすべてこれらの言語の最新の標準に準拠しています。

Blackboardのユニバーサルデザインアプローチは、相互運用性を重視しています。つまり、可能な限り特定のブラウザ固有のコードを記述せず、カプセル化も最小にして、ブラウザ間の相違に対応します。

Blackboardのレンダリング層に対するこの設計アプローチにより、ブラウザの新しいバージョンがリリースされても、Learn の現行バージョンで引き続き動作することを確信できます。

一部のベンダーでブラウザの新バージョンのリリース頻度が増えているため、Anthologyのポリシーでは、一般提供として市場にリリースされた、またはサポートされているリリースチャンネルを通じてリリースされたブラウザの、すべての新バージョンをサポートします。これには、リリースに対するテストの完了後にリリースされたブラウザも該当します。Blackboardは、暫定的にサポートしているブラウザについて、クライアントによって発見されたブラウザに関する重大な問題に最優先で対処します。新しいブラウザに対しては、テストサイクルの頻度を高めることで、システムが正しく機能し続けるようにし、サポートしているブラウザに関するクライアント向け文書を適宜更新します。

最高の体験を得るために Blackboardの最新バージョンを使用することを推奨するのと同様に、ブラウザのベンダーも自社ソフトウェアの最新バージョンの使用を推奨しています。ベンダーによっては、旧バージョンのブラウザを使用すると、新しいバージョンのLearnでのレンダリングに関する問題が発生する場合があります。また一部の新しいバージョンのブラウザでは、Learnの旧バージョンでレンダリングに関する問題が発生する場合があります。

Anthologyのサポートでは、クライアントからのこれらのブラウザに関する問題の報告を受け付け、フルサポートしているブラウザで問題の再現を試みます。問題を再現できない場合、Anthology はクライアントに対して Blackboardで完全にサポートされているブラウザのバージョンに移行することを推奨します。場合によっては、SaaS を利用していない場合、より新しいバージョンの Blackboardにアップデートすることを追加で推奨する場合があります。

使用しているブラウザに関わらず、Blackboardは、適切な教育と学習体験を提供するために、ユーザーのブラウザでセッションクッキーと JavaScript の有効化を必要とします。

BlackboardLearn にログインする際に、ユーザーがクッキー開示に関する通知を確認できる機能も提供しています。一部の地域ではこれは必須です。このツールの詳細については、「セキュリティ管理 - データの使用とプライバシーの開示」のトピックを参照してください。Data Use and Privacy Disclosure

画面読み上げBlackboardソフトを最適に利用するには、Windows システムで Chrome と JAWS を使用してください。Macでは、SafariとVoiceOverを使用します。

Anthologyでは、すべての製品ができるだけ利用しやすくなるよう尽力しています。支援技術の詳細については、Blackboard のアクセシビリティをご覧ください。